保育士 の大事な仕事のひとつ。「保護者支援」とはなんだろう? 

  1. 保育現場のお役立ち情報

保育士 の仕事といえば子どもメインに考えがち。 しかし、子どもの成長を一緒に見守る保護者への支援も 保育士 の大事な仕事のひとつです。 保護者支援って一体どうしたらいいの?などの疑問を1つづつ解決していきましょう。   

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1. 保護者支援ってなに?

保護者支援とは、言葉の通り一緒に子どもの成長を見守る保護者の支援をすること。
1番の目的は、保護者の育児のサポートをすることです。
最近は核家族が多く、祖父母が近くにいないというのも珍しくありません。
そして、共働き家庭も多く、保護者は育児に仕事に毎日疲弊しています。
日々のタスクをこなすのが精一杯。そんな方も多いのが現状です。
かくいう私も現在3歳の子どもを育てるワーママ。実家も遠く育児で頼れる人は近くにいません。
日々育児をしていると、いろんな悩みがでてくるんですよね。
小さいものも大きいものもたくさん。
友達に相談するのもいいですが、子ども本人と関わったことが少ない友達には話しにくく、
悩みを解決するというよりストレス解消につながるだけという場合が多いです。
そんな時、子どもの性格や様子を日々一緒に見てくれている 保育士 さんは、本当に心強い相談相手なんです!
しかもプロ
頼らない手はありませんよね!
…きっとこの感情、私だけではないはずです。
では、そんな保護者のために 保育士 はなにができるのでしょうか?

2.  保育士 が保護者支援で行いたいこと

保護者支援=保護者の育児をサポートすること。
育児をサポートしていくには、どのようなことができるのでしょう。
・話を聞く
1番大事なのは、保護者の話を聞くことです。
話をすることで気持ちが軽くなることってありますよね。
例えば、子どものことで悩み事があった時、一人で考えているとどんどん深く考えてしまい「まっ、いっか」という気持ちになりにくいんです。
でも、 保育士 と話すことで「あれ?これは、みんなあることだから悩まなくていいんだ」と気持ちが軽くなることがあります。
保護者が、心を開くには日頃からの信頼関係が必要。
普段、子どもの様子を全然話してくれなかったり、ケガやトラブルが
あった時だけ話をする 保育士 には気軽に話はできませんよね。
保護者が何か悩みを抱えている時に、この先生に相談すれば大丈夫という信頼関係が築けるような関わり方をしていきましょう。
・コミュニケーションをしっかりとる
保護者は自分の子どもが、園でどのように過ごしているかが気になるもの。
乳児クラスであれば、連絡帳があり1日の過ごし方や1日の気づきなどが記入してもらえますよね。
保育士 にとって大変な作業も、保護者にとっては子どもの様子が細かに知れる大切なツールです。
これもれっきとした保護者支援の1つです。
幼児クラスになると、この連絡帳がなくなる園が多いのではないでしょうか?
あっても、乳児クラスの時のように細かく書かないですよね。
そんな時、送迎の時間を使って、どんな小さなことでもかまわないので、子どもの様子を保護者に伝えるようにしましょう。
 保育士 にとっては小さなことでも、保護者にとっては知りたいことです。
例えば、「外遊びで虫を捕まえていましたよ。」や「泣いてるお友達をなぐさめていましたよ。」など園での様子を伝えましょう。
また、気になることがあれば早めに保護者に伝えると安心です。
しっかり子どもをみてくれているという安心感が保護者の中にしっかり芽生えるはずです。

3. 《保護者支援》 保育士 が気をつけたいポイントとは

保護者支援とは、文字どおり支援をすることで、正したり押し付けたりするものではありません。
・指導をしない
例えば、保護者のやり方が間違っていた場合、上から目線で訂正し正しい方向に導くのは保護者支援ではありません。
自分のやり方を否定されて喜ぶ人はいませんよね。
・感情的にならないこと
子どものことを相談され、子どもの気持ちを考えるあまり、感情的な言葉や態度で保護者に対応してしまうと逆効果。
せっかく相談してくれた保護者を追い詰めてしまうことにもなりかねません。
・保護者を責めない
保護者は毎日必死です。仕事に育児に家事に全力投球。
うまく力を抜くことができない人はどんどんストレスや疲労がたまってしまいます。
その上、子育てで悩みがあると解決するのに試行錯誤を繰り返すのです。
そのため、もし何か間違った対応をしていても保護者を責めることはやめましょう。
 保育士 に相談することさえ勇気が必要な保護者もいます。
責めてしまえば、2度と相談することはなくなってしまいますし、保護者を追い詰めてしまう原因にもなります。
保護者支援という言葉を聞くと、子どもを産んで育てていない私にできることなんてあるのだろうと思う方も多いかもしれません。
実は私もそうでした。
しかし、「先生が1番子どもの様子を話してくれるので、いろいろなことを聞きやすいし相談しやすい。」と言っていただけることがありました。
そこで、いつもどおりに子どもや保護者と向き合っていれば、自然と保護者の手助けができるということを学びました。
ぜひ、あなたもあなたらしい保護者支援ができるように日々、子どもや保護者と向き合っていきましょう。
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執筆者:あおい 先生(保育教諭2)

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