保育園・幼稚園コロナ禍の 運動会 は縮小開催…子ども・保護者の反応は?

  1. 学びコラム

幼稚園、保育園では秋に 運動会 がありますね。コロナ禍の 運動会 はどんな感染症対策がされているのでしょうか?実習やお手伝いで 運動会 に参加する保育学生のみなさんにも、ぜひ知って欲しいと思います。コロナ禍の 運動会 で大切なこととは…?

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1.人が集まる行事は縮小傾向

続くコロナ禍。
前年度、幼稚園や保育園ではいろいろな行事が中止になりました。現場の先生たちや子ども達、保護者、みんなが悔しい思いをしてきました。
引き続き中止している地域もありますが、今年度は行事を行う園が多くなっているようです。
しかし例年通りとは行かず、感染症対策を充分にするため様々な工夫をして開催しています。
秋には大きな行事である運動会が行われる園も多くありますね。
現場の先生方も、初めての試みで戸惑いながら準備を進めています。実習やお手伝いで、幼稚園や保育園の運動会に参加する予定のある保育学生のみなさんにとっても、不安が大きいですよね。
・運動会ではどんな感染症対策をしているの?
・コロナ禍の運動会はどんな様子?
今回はこのような疑問にお答えします!

2. コロナ禍の 運動会 感染症対策は?

コロナ禍の 運動会 はどのような感染症対策をしているのでしょうか。
私の地域の園では以下のような対策をしています。
・参加者の検温、体調チェック
園児は、毎日検温や体調チェックをして登園しています。 運動会 など保護者が園に出入りする場合は、保護者も検温や体調チェックを行います。園に入る際検温をする、自宅で検温や体調に異変がないか記入し提出するなどしています。
・競技中の距離をとる、フェイスシールド着用
炎天下の中、身体を動かす 運動会 。マスクをしていては熱中症が心配な場面も。
マスクを外す場合は、徒競走やダンスの際例年より間隔をあけたり、フェイスシールドを着用したりと対策をしています。
・競技数を少なくする
運動会全体の時間を短くするために、競技数を減らして開催する園もあります。例えば例年は玉入れ、リレー、表現運動の3種目の競技をしていた園では、玉入れをなしにした二種目にするなどして、時間を短縮します。午前中ですべて終わりにして、お弁当の時間をなくす園が多いようです。
・クラスや学年ごとに時間差で行う
クラスや学年ごとに時間を区切って行う場合も。そうすることで会場にいる人数が減り密になるのを防いでいます。
また日にちを変えて、クラスや学年ごとに運動遊びの一貫として参観する場合も。
・保護者を入れ替え制、人数制限する
競技にでている学年ごとに、自分の子どもが競技している保護者のみの観覧にして行う園もあります。また、1家庭1名のみの観覧にしている園も。
そうすることで、会場に集まる人数を減らし観覧席にも余裕が生まれます。
・応援禁止で飛沫をなくす
大声での応援や掛け声、エール交換は禁止している園も。その代わり、盛大な拍手をしたりダンスを使った応援合戦をしたり…声以外の方法で盛り上げています。

3. 子どもや保護者からは意外と好評!

このように感染症対策の上行う運動会は、例年と比べると縮小しての開催になってしまいます。
先生の立場からすると、もっと子ども達に経験させたいことがあったのに…という思いから「寂しい 運動会 」と感じてしまうかもしれません。
でも実は…保護者の立場からすると、このような 運動会 は意外と好評です。
仕事をしている保護者にとって短い時間終わる 運動会 は時間的にも体力的にもハードルが下がります。お弁当の用意がいらないところも◎。
そして観覧席の場所取りのため並ぶというのも今年は禁止。場所取りをしなくても余裕を持ってわが子を見ることができるところも好評です。
子どもにとってはどうでしょうか。
子どもはいつも目の前のことに一所懸命です。
競技が少なく観客が少なくても、「例年と比べて寂しい…」と思うことはありません。
今回やることになった競技に全力で取り組むことでしょう。
また、長時間の開催でなくなるため、熱中症のリスクが下がり、体力のない子どもにとっても無理なく参加することができます。幼児期の子どもにとっては少し辛い、他の学年の競技中の待ち時間も減ります。
ただ、大声で仲間を応援できない点だけは、残念に感じるかもしれませんね。

4. コロナに負けず 運動会 を盛り上げよう!

このような保護者や子どもの思いを踏まえて現場の先生たちができることはただ一つ。
先生自身が「残念な 運動会 」と思わず精一杯盛り上げることです。
先生が「いつもと違って寂しいけど…」「小さな運動会だけど…」と口にすると子どもにもそれが伝わってしまいます。周りの大人のマイナスな言葉は、子どものやる気を奪います。
今できることを一生懸命にがんばり、楽しむ姿勢が大切です。当日大声を出せないのであれば、普段から 運動会 に向けて期待を持てるような言葉かけをたくさんしていきましょう。
そうすれば、子どもたちにとって例年と変わらないくらいに価値のある運動会にすることは充分できると思います。
保育学生のみなさんも実習やお手伝いで 運動会 に参加する際は、先生たちと一緒に精いっぱい盛り上げていきましょう!
コロナに負けず、子ども達の笑顔あふれる運動会ができますように。
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執筆者:にこあい先生(保育教諭2)

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