内田淑佳(うちだよしか)の保育道《第4回》【子どもは何故走るのか?】①

  1. 保育

【子どもは何故走るのか?】①

あなたは、子どもが好き!という気持ちから、保育者を志しましたか?
おそらく多くの方がYES!という答えだと思います。やはり、子どもが好き!かわいい!!という気持ちが根底にあることは、この仕事に就くにあたり、重要なポイントですよね。

子どもが好き!

「かわいい!!」
そうですよね。ホントに子どもは可愛いです!ところが、可愛いはずの子どもたちが、私を困らせる…となると、あれ?なんだか「その時」は、可愛く思えない…ということが起こってしまいます。そんな場面の一つが、走って欲しくない場面で、走りまわる子どもたち…といったケースです。

先生は「走らない!危ないでしょ!」何度も声を掛けますが、やっぱり子どもは走ります。
子どもって、本当に、よく走りますよね。走って欲しくない場面は沢山あるのですが、ダダダダダ~~~

私を困らせる…

長年保育をしてきて、「走らない!」は無理だなと思います(笑)。
動き出す前のタイミングで、「歩いて、行きましょう」と言うと、なんとか動き出しはスムーズですが、ものの10秒でその空気は終了します。
複数人で行動しようとすると、自然に走り出す傾向がありますね。一人ボーリングでストライクを出してもジャンプしませんが、友達と一緒だと「イェーイ!!」と飛び跳ね、ハイタッチするようなことかな、と思います。そうです。子どもは何故走るのか?答えは「無意識」が走らせているから。
あなたは何故歩くのですか?その答えと同じなわけです。

無意識

「さあ、走るぞ!」と意識して走り始めるのではないのです。自然にそうなっている、ということです。

ですから、「走らない」は難しい要求だと覚えておいてください。例えばあなたに、前髪を触る癖があるとしましょう。癖なので、何故さわるの?と理由を聞かれても…困ってしまいます。「触らない!!」と言われても、きっとまた、知らず知らずのうちに触ってしまっています。「無意識」というのは、そういう部分です。

無意識

子どもたちの行動は、この「無意識」部分が大きいです。ですから「無意識」を「意識」に変える言葉掛けなりが必要となってきます。
「もう!何回も言ってるでしょ!」こう言われて嬉しい気持ちになる人はいません。こちらも楽しくありません。
では、どうしたらいいの?

次回では具体的な声掛けについて、お伝えしていきますね。

執筆者:【講師紹介】 内田 淑佳 先生