保育園・幼稚園の『 プール開き 』について知っておこう!  

  1. 学びコラム

子どもたちが大好きなプールや水遊び。保育園・幼稚園では、プールを始めるときに『 プール開き 』を行います。夏の前に、『 プール開き 』のねらいや大切なお約束などについて詳しく知っておきましょう。

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1.『 プール開き 』ってなに?

梅雨が明けたら、本番!
子どもたちの大好きなプール水遊びを楽しめる時期ですね。
保育園や幼稚園でも、保育の中でプールや水遊びを行います。
夏の保育の中心的な活動といっても、過言ではありません。
その年、プール活動を始める時を、『 プール開き 』といいます。
今回は、この『 プール開き 』についてお伝えします。
プール開き の時期
保育園や幼稚園の プール開き は、6月下旬~7月上旬頃に行われます。
地域によって多少の差がありますが、7月1日を プール開き としているところも多いようです。
プール開き のねらい
プール開き をなぜやるのかというと、
安全にプールを楽しむためには、心構えが必要だから。
「これからプールを楽しみましょう。でも、きちんとお約束を守らないとあぶないよ。」
ということを伝えるねらいがあります。
保育士側も安全に対する意識を改めて持ち、気を引き締める機会にもなります。
プール開き の内容
園によって違いはありますが、
よく行われている プール開き の内容はこちら。
・プールのお約束を確認
・プールや水遊びにちなんだ出し物
準備体操
・安全を祈願してお清め
プール遊び
『 プール開き 』を行うことによって、
子どもたちの期待が高まり、
また、プールのお約束をしっかりと確認して活動に臨むことができます。
水を使った活動は、子どもたちが大好きで楽しいものではありますが、
常に、危険と隣り合わせ
安全に十分配慮して活動が行われなければなりません。
プールの用具点検
タイムスケジュール動線の確認、
保育士の役割配置の確認など、
安全にプールが出来るよう、事前に保育士同士で共有・確認しています。

2.子どもに伝える『お約束』

では、実際に子どもたちにどのようなお約束を伝えればよいのか、
また、伝えるときのポイントは何かをご紹介します。
プールのお約束
・毎日早寝早起きで元気に過ごそう。
・毎朝朝ごはんをしっかりと食べましょう。
具合が悪い時は無理して入らない。
・プールの持ち物を忘れずに持ってきましょう。
・プールの前にトイレに行きましょう。
・プールの前に準備体操をしましょう。
走ったりおふざけしたり押したりしない。
健康に過ごすことの大切さ、プール前の流れ、プールを安全に楽しむためにやってはいけないことなどを伝えます。
伝えるときのポイント
・子どもがわかりやすいよう、絵などを見せながら話す。
・お約束の意味理由も一緒に伝える。
・集中して聞けるよう、クイズ形式にしてもGOOD!
子どもたちは、絵などの視覚的な情報があった方が理解しやすいので、
ただ話すだけではなく、伝え方・見せ方に工夫が必要。
また、理由も必ず伝えます。
一方的に投げかけるだけでなく、クイズ形式にするのもおすすめ!

3. プール開き の遊びアイディア♪

プール開き 当日は、お約束の確認や出し物などを行うため、
プール活動の時間が普段よりも限られます。
そんな プール開き 当日は、短い時間でも楽しめるプール遊びが最適!
まずは水に慣れることも目的なので、無理なく短時間で楽しめる遊びアイディアをご紹介します。
遊びアイディア①『トンネルくぐって進もう』
≪準備≫
・フープ
≪遊び方≫
保育士が水中でフープを持ち、子どもたちがトンネルのようにくぐっていく。
≪ポイント≫
・子どもたちは、一列に並んでプールの縁に沿って歩いていくと混乱が少ない。
・フープは、高さや角度を変えてみると難易度も上がり、より楽しめる。
遊びアイディア②『ペンギンさんのお散歩』
≪遊び方≫
子どもたちは水中で、ペンギンさんのようにしゃがんだ状態でよちよち歩きをする。
がなったら、氷のお山(プールの縁のところ)にすぐ戻る。
子どもたちが慣れてきたら、レベルアップ。
笛がなった後に海のいきものの名前を言う。
「いるか」セーフ
「シャチ」逃げろ~!と言って氷のお山にすぐ戻る
≪ポイント≫
・人数が多い場合は、チームに分けるなどして安全に楽しめるようにする。
遊びアイディア③『水中宝探し』
≪準備≫
・水に沈む宝
専用のプール用具がなければ、小さいサイズのボトル・ガチャポンのケースなど、中に水を入れられるものであれば沈みます。
≪遊び方≫
子どもたちはプールの壁面に背中をつけて並ぶ
保育士が水中にを散らばして沈める。
保育士の合図で、水中に沈んでいる宝を見つけ出す
≪ポイント≫
・水中に沈める宝は、踏んでしまっても怪我しないような形のものにする。
・人数が多いとぶつかったりして危険なので、チームに分けて少人数で行う
いかがでしたか?
今回は『 プール開き 』についてお伝えしました。
ねらいやお約束をしっかりと確認しておけば、安全にプールを楽しむことができます。

参考にしてみてくださいね♪

執筆者:高橋はな 先生(保育教諭1)

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