保育実習で知りたい トイレトレーニング のコツ!トイレの誘い方

  1. 学びコラム

保育園実習で子どもをトイレに促すとき「イヤ!」と言われてしまったらどうしますか? 今回は トイレトレーニング 中の子どもたちのトイレの誘い方についてご紹介します。「行かなきゃ漏れちゃうよ!」と脅しの声掛けをしなくて済むように…要チェックです!

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1. 保育実習で トイレトレーニング を嫌がる子がいたらどうする?

保育園に実習に行くと、1~2歳の子どもたちは トイレトレーニング をしていますよね。
トイレトレーニングを終えオムツが取れると、ひと回りお兄さん、お姉さんの顔つきになる子どもたち。
そんな目に見える成長を支えていくのは、とてもやりがいがあります。
でも保育者が一生懸命になればなるほど、子どもが「トイレに行きたくない!」と言い出すことが…。
また、子どもたちが慣れていない実習生がトイレに誘うと嫌がられてしまうこともあります。
そこで、今回はトイレトレーニング中の子どもたちへのトイレの誘い方についてお伝えします。

2.  トイレトレーニング 中の上手なトイレの誘い方

・落ち着いた声のトーンで伝える

トイレトレーニング中はひとりひとりの排尿のタイミングに合わせてトイレに行きますが、ある程度「この時間中に誘う」という流れは決まっていますよね。
まずトイレに誘う時の声の掛け方について。
「トイレの時間だよ~」と全体に向けて声掛けをします。
そこでスムーズにトイレに行ってくれる子もいれば、遊びを続ける子もいますよね。
その時「○○くん!トイレに行くよー!」遠くから大声で呼ぶのはいい方法とはいえません。
保育者の声が大きいとひとりひとりの子どもたちの声も大きくなり、保育室が落ち着かない環境になってしまいます。
そのため、子どもになにか伝える時は、保育者が子どものそばに行き、落ち着いた声のトーンで伝えましょう。
そして手を差し出し、子どもが手を握ってくれるのを待って一緒にトイレに向かうといいですよ。

・肯定的な言葉を選ぼう

ひとりひとりに声を掛ける時「トイレに行こうか?」と子どもの意思にゆだねる聞き方をすると「行かない!」と言われてしまうことが。
なので「トイレに行こうね」と肯定的に声を掛けます。
生活習慣に関することは「行こうね」「しようね」などときっぱり言い切ると、しなければならないことが子どもに伝わりやすくなりますよ。

・ユーモアで誘おう

それでも「行きたくない!」と反抗する子、今している遊びにくぎりがつかない子もいますよね。
そんな時は、トイレに行くこと自体を子どもの今したいコトに変えてしまいましょう!
例えば「電車ごっこでおトイレ駅まで、出発しま~す」と言って、子どもの肩に手を当てれば、子どもは「ガタンゴトン!」と運転手さんになってトイレまで行くことでしょう。
また、お人形を手に持ち「○○ちゃんってトイレ上手かな?見せて欲しいな~」と言ってお人形からお願いしてみるのも手。
他にも「○○ちゃんと一緒にいこうよ」と仲良しの友達と一緒に行くよう促すのもいいですね。
子どもが「楽しそう!」と思う声掛けをするといいですよ。

私が保育士としてやっていたのは、トイレに座れたらご褒美シールを貼れるようにすることや、トイレに子どもたちの好きな動物が手を挙げている壁面飾りを用意し「タッチしに行こう!」と子どもを誘っていました。

子どもたちがワクワクすることを考え用意し、「どんな反応をするかな…」と担当保育士みんなで楽しみにしていたことを思い出します。

3.  トイレトレーニング はその子のペースを大切に

最後に、気を付けてほしいことをお伝えします。
それは「ほら!行くよ!」と子どもの背中を押すコトです。
保育者は無意識に軽く背中を押したつもりでも、子どもは思っている以上に驚きます。
「先生の押された…」という感覚が残ってしまいます。そして自分も無意識に友達を押すようになってしまいます。
また「おもらししたら恥ずかしいよ」などと脅しの言葉で誘うのもやめましょう。
子どもが自分の意思で、トイレにいけるようにすることがトイレトレーニング成功の近道です。
あの手この手を使ってトイレに行く練習を重ね、ついにオムツが外れた時は、保育士としてとても嬉しいものです。
けれど保育者が一生懸命になり過ぎるのは子どもにプレッシャーを与えてしまいます。
排せつ面の発達は個人差が大きいです。
どんなに子どもにやる気を持たせても、身体の成長が追いつかなければ排尿間隔はあいてきません。
それまではトイレの失敗をすることも多いかもしれませんが、前向きにあたたかく対応していきましょう。
おもらししてしまった時も「大丈夫。次は早めにトイレにいってみようね」と安心させてあげてくださいね。
焦らず、子どもたちひとりひとりのペースに合わせてトイレトレーニングを進めていくことが大切です。
ぜひ実習で、実際に先生方の対応の仕方を学んできてくださいね。

執筆者:小林愛子 先生(保育教諭2)

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