“保育実習“ 食事 中に困った行動をする子への対応の仕方”

  1. 保育現場のお役立ち情報

保育実習では困った行動をする子に出会うことがあります。そんな時困らないよう対応を知っておきましょう。今回は 食事 の時困った行動をする子への対応をご紹介します。 食事 中の1~2歳への対応、3~5歳への対応を知って実習に役立ててくれたら嬉しいです♪

 

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1.  食事 の時間、困った行動をする子がいるかも?!

幼稚園や保育園に実習にいくと毎日ある“食事の時間”。
子どもたちと向かい合い食事をする時間は、緊張する実習の中でも、ホッとできるひと時かもしれませんね。
けれど、中には食事中に「困った行動」をする子もいます。
そこで今回は食事中に困った行動をする子への対応の仕方をご紹介します。
これから実習にいく人は、どんなことがあるのか知っておくと心構えができますし、実習をおえた人は「あの時どうすれば良かったのかな」という疑問を解消できるかもしれません。

2.  食事 中に困った行動をする子への対応の仕方

食事中に困った行動をする子への対応の仕方年齢別に知っていきましょう!

1~2歳の子どもへの対応

 

遊び食べをしてしまう時

食事中に遊び食べをしてしまう子にはどんな言葉をかけたらいいでしょうか?
1歳半のA君。食事中にコップをガンガンとテーブルにぶつけて遊んでいます。

子どもの遊び食べには「スプーンが上手に使えない」「食べ物の好き嫌い」「保育者の関心をひきたい」「もうおなかがいっぱい」などの理由があります。食に関心がない子もいるかもしれません。
子どもの様子から理由を考えて、それに合った言葉かけをするといいですね。
スプーンが上手に握れない場合は、保育者がお手本を見せながら「こうしてね」と伝えるとわかりやすいです。肘をあげて食べていたらこぼれやすくなってしまうので、肘をそっと支えて下げてあげましょう。
保育者の関心を引きたい場合は、そばについて「これも食べられるかな?すごいね!」とたくさん声掛けしてあげましょう。
「汚いから遊ばないで!」と叱るだけでは根本解決にはなりません。

 

食事に関心のない子がいた時

食の細い、好き嫌いの多い子どもへの対応の仕方は?
2歳のBくんは、食事が目の前にあっても、全然進んで食べようとしません。

「食が細い子ども」はよく観察してみると他の遊びに対しても「受動的」であることが多いようです。これまで大人が先回りして子どもの身の回りのことをやってきてしまった背景があり「自分から」行動することが少ないのかもしれません。
食事以外でも楽しいと思える体験を重ねていくことで、食事に対しても意欲が湧いてくるはず。
食事中は、無理に食べさせるのではなく友達や保育者が一緒に楽しく食べる姿を見せたり、「これ美味しいよ」と声掛けをしたりしましょう。子ども自身が「食べてみようかな」と思えるようにしていきましょう。

3~5歳の子どもへの対応

 

偏食で好き嫌いが多い子がいた時

好き嫌いが多い子が心配…。
4歳のDちゃん。おべんとうは、おにぎりだけ食べておかずはすべて残しています。

好き嫌いをするのには原因があります。
舌触りや咀嚼の問題、食べ物の対する不快な経験、大人の関心を引きたいなど…。
そのため「嫌いなものも食べなきゃダメだよ!」と安易に叱るのはやめましょう。
毎日の保育で原因に合わせた対応をしているはずなのでその対応を学んでみましょう。
食事中は、保育者がおいしそうに食べる姿をみせます。
「コレ、すごくおいしいよ、食べてみる?」「コレ、みんながお庭で育ててる野菜だね!どんな味かな?」などと興味をひくような声掛けをしましょう。

 

食事中ふざける子がいた時

ふざけすぎて困る子どもにはどう注意したらいいでしょうか?
5歳のFくんは、ミカンの皮を口に入れて大笑いしています…。

楽しく食事をするのは大切です。
でも、誤飲が心配な遊びをしたり、箸を人に向けたり、危険なコトに関しては、子どもの目を見て真剣に叱りましょう。感情的にならずに「そんなことしたら危ないよ、飲み込んだらすごく苦しいからやめてね」と冷静に話し、子どもが納得してやめるように促します。
特に今は感染症の心配もあるので、食事のルールはきちんと守れるようにしていかなければなりません。

3.  食事 中の困った行動に気づいたら、担当の先生に質問しよう

いかがでしたか?
食事中の困った行動は、普段の生活や保育者との関わり方と関係していることも多いということがわかりますよね。
そのため、その場だけでの言葉かけや注意では、解決できないこともあります。
実習中、子どもの困った行動に気づいたら、普段からどのようなアプローチ、食育をしているのか、担当の先生に質問してみると良い学びになるのではないかと思います。
実際の保育の様子を知ることで、自分が先生になった時の糧になるはずです。
気づきと学びの多い実習になるよう応援しています!

執筆者:小林愛子 先生(保育教諭2)

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