実習生さんへ元保育士がアドバイス!『 泣く 子にどう対応したらいい?』

  1. 学びコラム

保育の勉強をしている実習生のみなさんへ、元保育士がアドバイス!実習中に突然子どもが泣き出してしまった…という場面で、 泣く 子にどう対応したら良いのかなど、関わり方をご紹介します。実習で対応に困ってしまった方は、参考にしてみて下さいね。

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1.保育実習では色々なことが起きる!?

保育の勉強をしている実習生のみなさんは、
保育実習で驚いたこと困ったことはありますか?
想像していたのと違った…
突然の出来事に驚いた…
こんな気持ちになった経験がある方は多いと思います。
現場では、毎日たくさんの子どもたちを相手に保育をします。
ですから、色々なことが起こります
ケンカしたり、転んだり、ぶつかったり…
そんな中で、実習生がどう対応したらいいんだろう!?
と困ってしまうことが多いケース、
『 泣く 子にどう対応したらいいか』
のポイントを、今回はアドバイスさせていただきます。
もちろん、その子の気持ちや状況によっては上手くいかない場合もあります
それは、現場の保育士さんも同じ。
ですから、マニュアルのように考えるのではく、
あくまでも関わり方のポイントとして捉えてくださいね。

2. 泣く 子にどう対応したらいい?

 泣く 子にどう対応したらいいか、ポイントは5つ。
ポイント
・状況の把握
・思いを聞く
・寄り添う、共感する
・気持ちの切り替え
・保育士さんに報告
実習中、子どもが 泣く 場面に遭遇することはよくあると思います。
ただ、年齢や状況、その子の気持ちによっては、泣いている時に実習生が関わることを嫌がる場合もあります
あまり嫌がっている時は、無理に関わろうとせず
担任の保育士さんに声を掛けましょう。
それでは、 泣く 子に対する関わり方のポイントを詳しくご紹介します。

【状況の把握】

まずは、状況を把握しましょう。
その子はなぜ 泣く のか。
優しく「どうしたの?」と声を掛けてあげましょう。
 泣く ことには原因がありますから、その後の対応をするためにも大まかな状況を把握します。
お友達とのケンカなのか、転んでしまったのか、お家の人を思い出して寂しくなってしまったのかなど…
特に、怪我などをしていないかは最初に確認しましょう。
もし怪我をしている場合は、処置が最優先ですので、
すぐに保育士さんに報告してください。

【思いを聞く】

大まかな状況を把握できたら、
もっと詳しく知るために、子どもの話や思いを聞きましょう。
2~3歳の子どもたちは、普段上手にお話できても、
泣いている状況ではなかなか自分の思いを言葉で表現することは難しいです。
そういった時は、大人が質問をしながら話を引き出してあげることも大切。
4~5歳児は自分の思いを聞いてほしいという場合も多いので、
しっかりと思いを聞いてあげましょう。

【寄り添う、共感する】

子どもの話、思いをしっかりと受けとめたら、
「悲しかったんだね。」
「いやな気持ちだったんだね。」
とその子に寄り添って共感してあげましょう。
もし、ケンカの原因がお互い様であっても、
「あなたがいけないんでしょ」最初から注意するのではなく、
まずは受け止めてあげることが大切です。
その上で、必要であればどうしたら良かったかなど話をしましょう。

【気持ちの切り替え】

話が終わっても、なかなか気持ちを切り替えられずに、
泣き続けてしまう場合もあると思います。
気持ちが上手く切り替えられるようサポートすることも大切。
次の活動や遊びに誘ってみるのもいいでしょう。
子どもによっては、しばらく一人になりたいという場合もあるので、
実習生が関わることを嫌がっているようならば、
無理に声かけをせず、少し離れて様子をみてあげてくださいね。

【保育士さんに報告】

 泣く 子の対応をした時、特にケンカや怪我などのトラブルについては、
必ず保育士さんに報告しましょう。
保育士さんも状況を見ている場合が多いと思いますが、
詳細なやり取りなどを実習生が行った場合は、
どんなやり取りだったかを説明しましょう。
また、その時に対応についての相談アドバイスも頂けるといいですね。

3.保育士さんのテクニックを学ぼう!

いかがでしたか?
今回は、 泣く 子に対する関わり方のポイントをご紹介しました。
保育実習では驚くこと困ったことが起きるかもしれませんが、
それこそが保育園の日常であり、
子どもたちの姿でもあります。
学校で色々なことを勉強していてもいざ現場に出てみると、
準備していたことが通用しなかった…
こんなこと、学校で習わなかった…
なんて思いになることは珍しくありません。
でも、その思いこそが大切な気付きであり、貴重な経験なのです。
机上の勉強だけではわからないことを実習の場で学ぶことができれば、
それは実習の大きな成果です。
ですから、自信をなくさず前向きにとらえましょう!
そして何より、実習は保育士さんの対応・関わり方を間近で見ることができるチャンス
どんな声掛けをしているのか、
どんなタイミングで関わっているかなど、
保育士さんのテクニックをしっかりと学びましょう!
未来の保育士さんを応援しています!

執筆者:高橋はな 保育士

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