保育士の就職先選び♪小規模保育園のメリット・デメリット

  1. 学びコラム

小規模保育園や園庭のない小さな認可保育園は駅前などに増えてきています。そのような小さな園でも楽しく働ける?初めての就職先には大きな園を選んだ方がいい? 実際に働いてみてのメリット・デメリットをお伝えします。

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1. 増えている小規模保育園・小さな認定保育園

待機児童を減らすため近年たくさんの小規模保育園ができていますよね。
小規模保育園は2歳以下の子どもを保育し、全員合わせても6~19人が定員の小さな保育園。
待機児童が多い自治体では3~5歳児も預かっている場合もあります。
駅前のビルの一室や町中に見られるようになってきました。
私は以前、0~5歳児の対象とした定員40名程度の、園庭のない小さな保育園で勤務していました。
このような小さな認定保育園も増えつつあります。
小規模保育園や小さな認定保育園は、保育実習でいく大きな保育園と比べ働き甲斐にかけると思っている人は多いようです。
就職先を探す際、候補から外している人もいるかもしれませんね。

そこで今回は小規模保育園・小さな認定保育園で働くメリット・デメリットについてお伝えします。
また私自身、小さな認定保育園で働いてよかったことをお伝えします。

2. 小規模保育園で働くメリット

小規模保育園で働くメリットは主に3つあります。
異年齢保育が学べる
人数が少ないため、異年齢で過ごす時間が多くなります。
そのため、どの年齢の担当になっても全年齢と関わることができ、とても勉強になります。
ひとりひとりと向き合える
大勢を保育する場合、ひとりひとりにしてあげたい事がわかっていても実行できずフラストレーションがたまることがあります。
小規模保育園の場合は、
例えば、下の子が生まれて情緒が不安定になり、いつもできている一勢活動に参加できない子がいた時、少ない人数であれば一対一で甘えを受け止めてあげる時間を持つことができます。
製作などをしている時も、もっと難しい遊びを求めている子がいた場合は、少ない数であればさっとその子のレベルにあったものを提供することができます。
保護者と密な連携が取れる
一般の保育園では全保護者と話す時間はなかなかもてませんが、小規模保育園は、少しであれば全保護者とお話する時間が持てます。
つまり、毎日子どもの体調や家での様子をしっかり把握して保育にあたることができるのです。
また、保護者の育児の不安や悩みにも向き合うことができます。

3. 小規模保育園で働くデメリット

小規模保育園で働く一番のデメリットは、なんといっても「園庭がない(小さい)」ということです。
そのため戸外遊びをするには公道に散歩にでる必要があります。
すぐに園に戻れないため、雨が降りそうな日や、時間の余裕がないときには園周辺の散歩のみで自由遊びの時間がもてないことも。
そうなると、室内で子どもたちに充分身体を動かしたり、ストレス発散させたりするために、工夫が必要です。
また、小さな子どもたちと公道を歩くのは、とても神経を使います。

歩きにくい道はないか、車や自転車が来ないか…常に危険がないか注意が必要です。

4. 小さな保育園で働いてよかったこと

私自身、小さな認定保育園で働いて上記のメリット・デメリットを日々感じていました。
戸外に出られないことが続くと、「どうやって発散させよう…」と頭を抱えていたコトを思い出します。
けれどそれ以上にメリットは多くありました。特に、ひとりひとりの発達に深く向き合い関わることができることに、なによりやりがいを感じていました。
私の勤めていた保育園では、毎月全園児ひとりひとりの発達状況を相談する会議がありました。小規模だからこそ、全職員で全園児を把握しておくためです。
そのため担当の子どもの発達について深く考えることができ、困ったこと、悩んだことは毎月先輩の先生にアドバイスをもらえる環境にありました。アレルギー児や乳児の食事についても、かなり細かく栄養士と相談して進めていくことができました。
そのおかげで、自分だけで考えたり勉強したりするよりもはるかに早く、様々な対応を学べて実行できたのではないかと思います。
また保護者との密な関わりをしてきたことで、大切なお子さんを預かっている自覚が強くなりました。そして、子どもの成長を一緒に喜ぶことができ、より良い保育をしたいというモチベーションが高くなりました。
それから、異年齢で一緒に遊ぶ時のポイントを学ぶことができたこともよかったことです。
私自身は、小さな保育園で勤務し本当に良い経験ができたと感じています。
なので、生のみなさんにも就職先の候補として小規模保育園・小さな認定保育園も考えてみて欲しいと思います。

 

 

ただ、園によって保育の質は様々なようです。
見学に行く際は、先生同士の連携が取れているか年齢ごとの保育カリキュラムがしっかりしているか等をしっかり確認してくださいね。
利便性の高い場所にあっても、親のニーズ優先ではなく、子どもの最善の利益を考えた保育を提供している保育園はあります。

 

そんな園に就職し、保育士として成長して欲しいと思います。
理想の保育園で働けるよう、応援しています♪

執筆者:小林愛子 保育士

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