実習で経験するかも!保育園でのお散歩~ねらいや配慮する点は?~

  1. 保育

保育でのお散歩には、どんなねらいがあるの?配慮する点は何?…もしかしたら保育実習で経験するかもしれない保育中のお散歩について、保育学生に向けて詳しくご紹介します。お散歩について知っておくことで、実習にもきっと役立ちますよ。

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1.保育でのお散歩のねらい

保育園の子どもたちがお散歩に出かけている光景を見たことはありますか?
過ごしやすい季節になってきたことで、
お散歩に行く機会も増えてきているこの頃。
保育実習でも、お散歩に行かせてもらうことがあるかもしれません。
そこで!
今回は保育園でのお散歩についてお伝えしたいと思います。
保育園でのお散歩、どんなねらいがあると思いますか?
具体的には、こんなねらいがあります。
・園外で季節自然を感じる。
・思い切り身体を動かして遊ぶ
気分転換をする。
地域の人環境にふれあう。
交通ルールを覚える。
集団で歩くことを経験する。
このように、保育での散歩には様々なねらいがあります。
一つずつ詳しく見ていきましょう。

【園外で季節や自然を感じる】

園外でしか感じることのできない季節や自然があります。
例えば、土手に咲いている花川の流れ鳥の鳴き声
散歩に出かけることで、様々な発見があったり、興味を持つきっかけがあったりするのです。

【思い切り身体を動かして遊ぶ】

公園や土手などの広場で思いきり身体を動かすことは、とても大切。
園庭がなかったり、狭かったりする保育園も多くあります。
また、普段歩く経験が少ない子どももいます。
散歩で歩いたり、公園の遊具で遊んだりすることも大切な経験です。

【地域の人や環境にふれあう】

お散歩に出ると、地域の方とすれ違う機会が多くあります。
「こんにちは」あいさつをすることも大切です。
また、電車を見に行ったり、地域の施設などに出向くこともあります。
地域の人や環境に親しみをもつことにもつながるのです。

【気分転換をする】

園内だけで過ごすのではなく、園外に出ることでいつもと違った空気を感じることができます。
子どもたちの気分転換にも!
集団生活では、子どもでもストレスがかかるものです。
お散歩で解放感を味わい、気持ちもスッキリとさせる効果もありますよ。

【交通ルールを覚える】

お散歩は、交通ルールを覚える機会にもなります。
例えば、道路の歩道の中を歩く、急に飛び出さない、横断歩道を渡るなど、
簡単な交通ルールは乳児クラスのうちから伝えていきます。
安全に道路を歩く為にも、ルールを繰り返し伝えていくことで覚えることができるのです。

【集団で歩くことを経験する】

家庭では、大人と一対一で手をつなぐことが多いと思います。
しかし、保育園ではそういう訳にはいきませんよね。
そのため、子ども同士でも手をつないだり、列になって歩いたりする必要があります。
お友達のペースに合わせて歩く、前後の間隔を保つなど、集団で歩くためのルールも覚えていくことができます。

2.お散歩で必要な配慮

散歩は子どもたちにとって、とても大切な活動のひとつ。
けれど、保育中の散歩では配慮しなければならないことがたくさんあります。
次に、保育中の散歩で配慮しなければならないことをご紹介します。
事前準備
・子どもたちの成長状態に合わせ、散歩の行先を計画する。
・事前に行先道路下見をし、危険はないかや、トイレの有無などを確認しておく。
出発前
天気を確認して、無理なく散歩ができるか判断する。
・子どもの体調を確認する。
・事前に行先を伝え、子どもの期待を高める
・出発前は必ず人数確認!
・列になる際は、ペース相性などを考慮する。
散歩中
・保育士は、最前列・中間・最後尾とそれぞれについて引率する。
横断旗を持ち、子どもが歩いていることをわかりやすく示す。
・前後からくる自転車歩行者常に注意を向け、お互いに声を掛け合う
・交通量が多い道路・交差点では、できるだけ子どもたちを車道から遠ざけ、保育士が車道側を歩く
・子どもたちの様子を確認しながら、歩くペースをコントロールする。
・行先に到着したら、人数確認をする。
・遊具などは事前に安全確認し、周囲に注意しながら子どもと遊ぶ。
・帰園する前にもう一度人数確認をする。
帰園後
・園に到着したら、人数確認をする。
怪我をした場合は、帰園後にもう一度確認してきちんと処置をする。

3.実習でお散歩を経験できたら…

今回は、保育園でのお散歩についてご紹介しました。
散歩のねらいや、配慮する点はたくさんあることがわかったと思います。
保育中の散歩は、子どもにとっては大切な活動の一つ。
一方で、保育士さんは普段以上に神経を使い、様々なことに配慮しなければなりません。
安全に行って、無事に帰ってくることが何よりも大切。
もしも、保育実習でお散歩を経験することができたら、
実習生のみなさんはしっかりと見て学びましょう
未来の保育士さんを応援しています!

執筆者:高橋はな 保育士

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