内田淑佳(うちだよしか)の保育道《第3回》【春を感じる】③

  1. 保育

みなさん、「春」を感じていますか?

この2~3週間で、どんどん季節が移っていくのを感じられた方もいらっしゃると思います。
そうなんです、「いつもの」道だからこそ、季節の変化が発見できるのですよね。
ですから、子どもたちと戸外へ出る、お散歩に行く…いつもの場所でもいいんです。

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大きい子は色々と出かける時間も体力もありますが、小さい子はなかなか…。
でもちょっとそこまで、でいいのです。
そこに「春」はあります。
公園まで、でなくても良いのです。
園の周りをぐるりと一周でも、ここから引き返しましょ、でも良いのです。

4月はなかなか…外にでられない…という園さんのお話をよく聞きます。
なんてこと!と私は思います。
お部屋に慣れるために、室内で過ごします、という考え方も聞いたことがあります。

否定はしませんが、幼稚園、保育園の新入園児さんは、場所に慣れないというより母子分離の不安のほうが明らかに大きいのですから、先生との絆づくりの方が大事ではないかな、と私は思います。
知らない場所で、知らない人たちと過ごす自分をイメージしてみてください。
一つの部屋で待たされるより、外の空気が吸いたくないですか?
それに、外に出るほうが、子どもは大人に頼ってくれます。
「ママとこ行くー」と言っていた子が、あなたが連れていってよ、とばかりギュッと手を握ってくれます。子どもは大人に頼る方法を本能的に知っているのです。

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4月は誰もが何かしら新しいことに取り組むスタートの月です。
だからこそ、楽しく試行錯誤してみましょう。
やってみなければわからない事が沢山ありますね。
新しい出逢いや、新しい経験を、「楽しい」と感じられると、素敵ですね。
子どもたちにも、そう感じて欲しいですもんね。
まずは私たちが、そうありたいものです。

「春を感じる」如何でしたか?
ちょっとした発見の楽しさを感じて頂けましたでしょうか…。
子どもたちと、そんな楽しさを共有できる保育者になりたいですね。

次回からは「子どもは何故走るのか?」を3回シリーズでお届けします。お楽しみに!!

 

執筆者:【講師紹介】 内田 淑佳 先生