保育実習の基本~お礼状編~どうしてお礼状を送るの?

  1. 学びコラム

大変だった保育実習が終わったと思えば、次に待っているのはお礼状。「本当に書かなきゃだめ?」そんなふうに思ってしまうことはありませんか?心を込めてお礼状を書くために、お礼状を書く意味を知っておきましょう!

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1. 保育実習の後のお礼状、「書きたくない」と感じてしまう…

一生懸命に取り組んだ保育実習。

精神的にも体力的にも、もうヘトヘト…。やっとの思いで保育実習を終えた実習生にとって、その後に書かなければならないお礼状は、わずらわしく感じるかもしれません。

私も学生の頃は、「どうしても書かなきゃだめ?」「めんどうくさいな~」「意味あるの?」と友達と言い合っていて…。「できることなら書きたくない」と内心思っていました。そして学校から言われるがままに、仕方なくお礼状を書いていました。

そんな私も保育士として実習生を迎える側になり、今思うと、そんな思いでお礼状を書き、実習先の先生方にとても申し訳ないです…。反省の気持ちでいっぱいです。

当時、私や周囲の友達が、お礼状に対してネガティブに感じてしまった理由は、お礼状をなぜ書くのか全く理解していなかったからです。

せっかくお礼状書くのであれば、イヤイヤ取り組むのではなく、気持ちを込めて書きたいですよね。

そこで今回はお礼状を書く前に、お礼状を出す意味について考えていきましょう!

2.どうして実習先にお礼状を送るの?

実習生は、保育中の掃除や雑用を任されることもあり、実習をしつつ「自分は先生のお手伝いをしている」と感じる人もいるかもしれません。

しかし、それは大きな勘違いです!

実際は、日々の保育で多忙な中で、実習生の指導をし、実習録のチェックや指導、コメント記入、反省会を開くなど、先生の業務は大幅に増えます。保育中も子どもの行動を把握しつつ実習生の動きまでも視野に入れなければならなくなります。

実は、雑用や掃除も実習生に一から、説明するより自分でやった方が早かったりもします。

実習生の受け入れは、現場の先生にとって負担の方が大きいのです。

それでも実習生の受け入れをしてくれるのは、未来の保育士を育てるため、つまり実習生自身のためなのです。

実習後に直接お礼の言葉を伝えるのはもちろんですが、面と向かって全部の想いを話すのは難しいでしょう。お礼状は、たくさんお世話になった先生方に対し、感謝の思いを伝える重要な手段です。

また長年あなたの学校から実習生を受け入れていることもあります。

あなたと実習先だけの繋がりだけでなく、学校の先輩たちが実習や就職をするなど、学校との長年の付き合いがあるからこそ、実習をさせてもらえることもあるでしょう。

お礼状を書かない、雑に書く、などの失礼があっては、次年度からの実習生受け入れに影響がでて、母校や後輩に迷惑がかかることもあるかもしれません。

だからこそ、お礼状は、校の看板を背負っているつもりで、改まった文章で、失礼のないように書く必要があります。

3.送ったお礼状は実習先でどうなるの?

送ったお礼状は、実習先でどうなるのでしょうか。

ある園では事務所に張り出され、数週間、先生方の目にとまります。

観覧できるように各クラスに回していく園もあるでしょう。いずれにしろ、全職員が時間のある時にじっくり読むことができるようにしています。

だからこそ、例文をそのまま書かず気持ちを込めてお礼状を書いてくださいね。あなたならではの経験が書かれていると◎。

「学んだこと」「嬉しかったこと」「反省したこと」「これから学ばなければならないこと」など、気がついたことを謙虚に書きましょう。

そして丸字などの癖のある人は気をつけて、楷書で、1字1字丁寧に書いていきましょう。

お礼状で感謝の気持ちが伝われば、忙しい中一生懸命に対応してくれた先生方にとって大きな励みになります。

保育実習は、お礼状まで気を抜かずにもうひと踏ん張り!

ステキな保育士、そして社会人を目指して頑張りましょうね。

 

執筆者:小林愛子 保育士

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