保育学生必見!部分実習の指導案 書き方のポイントと見本

  1. 保育指導計画

保育学生が必ず通る道、部分実習。必須となる指導案作成は、保育現場では業務上重要な書類となります。そのことを踏まえた書き方のポイントと見本をご紹介します。ポイントをおさえ、あなたの保育アイデアをしっかりとわかりやすく伝えましょう。

index

1. 保育学生の皆さん理解していますか?部分実習の指導案について

保育実習は、実際にたくさんの子どもと触れ合える楽しみな期間です。半面、部分実習があると思うと気が重かったりしませんか?

少なくとも、私は気が向きませんでした。子どもは好きですが、初めての場所、慣れない人間関係に疲れました。部分実習もあるとなると気合が空回りし、夜にはぐったりしていた記憶があります。
加えて、私は指導案作りが重荷でした。
今回は、頑張る保育実習生さんが少しでも穏やかな気持ちで実習に取り組めるために、指導案作りのポイントをお届けいたします。
いつも授業で使用している保育指導案、様々なテキストで見かけます。実はこの指導案は、運用する園によってフォーマットが違います。ただ、項目だけは共通で以下の項目で構成されています。
共通項目

実習をする日付、クラス名・年齢・人数、時間、子どもの姿、ねらい、内容、環境構成、保育者の援助・指導、生活の保持・情緒の安定、健康・人間関係・環境・言葉・表現、実習者名と指導者名…などです。

項目は授業で使っているものと同様ですので、実習であわてないようにしてくださいね。

2. 部分実習に使う指導案の書き方とポイントまとめ

自分で考えた指導案を、フォーマットに文字で表現したものが「保育指導案」です。
どれだけ素晴らしい保育案があったとしても、フォーマットにわかりやすく落とし込めないとしたら、残念です。
素材の良さを活かしきれないお料理と例えておきましょう。
また、保育指導案は自分だけのものではありません。
実際に保育士になった場合、あなたが記入した保育指導案は、正式な書類となります。記入後、園の施設内に何年も保管する義務があるのです。
そのことを念頭に置いて、誰が見ても保育シーンがイメージできるような書き方をしなければいけません。
まずはその第一歩として、指導担当の先生に伝わりやすい記入を心がけましょう。
ポイントは
的確な用語・固有名詞を使用する 簡潔にわかりやすい表現にする 可能であれば数で表現 文字の大きさは小さすぎないように  鉛筆で下書きからはじめてみる
見本
的確な固有名詞を使用する
△➡準備するもの…色のついたわっか
〇➡準備するもの…リングバトン
数字で表現
△➡子どもの人数分椅子を用意します
〇➡20脚椅子を用意する
完結にわかりやすい表現で
△➡なるべく心がけたいと思います。
〇➡心がける
実際に記入された保育指導案も見せてもらい、是非参考にしましょう。

3. 頑張りましょう保育学生さん!部分実習は将来の自分に役立ちます。

どんなに立派な保育のアイデアと保育指導案があっても、子どもの様子を把握したものでなければ意味がありません。
普段の遊びや生活に全く関係ない活動をいきなり提案しても、子どもの反応は良くないのです。
以下の現状を観察しましょう。
園・クラス全体で取り組んでいることは何か。
担任保育士のねらいに基づく活動は何か。
季節にあった遊びは何か
自然発生的に流行っている遊びもチェックしておく
子どもの様子を理解したうえでの、保育指導案です。
事前に、テキストや参考書を活用できる部分もあるでしょうが、実際の現場にぴったりあてはまるとは限りません。
いくつか候補をそろえて、実習先でアレンジできる用意をしておきましょう。
子どもの遊びや生活は、毎日の流れの中で大きくなったり小さくなったりすることを忘れないでくださいね。

実習がうまくいきますように、お祈りしています。

執筆者:小野寺鐘子 保育士

実習に役立つヒントがたくさん!