実習前に読んで確認しよう!保育の『導入』とは?

  1. 保育現場のお役立ち情報

index

1.保育の『導入』って難しそう…

保育の『導入』ってどんなものかよくわからない…
実際に何をしたらいいのか、なかなか思いつかない…
『導入』という言葉だけ聞くと、なんだか難しい感じがしますよね。
でも大丈夫!
あまり難しく考えずに、簡単にできる『導入』をお教えします!
まずは…
『導入=活動前のウォーミングアップ』
と考えてみましょう。
子どもたちが活動を十分に楽しめるようにするための、準備段階です。
子どもたちに、
「これからなにするの!?」
「なんだか楽しそうなことがはじまりそう!」
と感じてもらえるようなものであれば、どんなものでもいいのです。
ですから、難しいことではありません。
『導入』によって、次の活動への雰囲気をつくっていく…という感覚でOKです!

2.導入と活動の例をご紹介!

では、実際にどんなものをやればいいのかわからないという方へ、
導入と活動の例をいくつかご紹介したいと思います。
その前に、注意する点としてお伝えしたいことがあります。
それは、あくまでも次に続く活動が主となるということ!
適度な長さやインパクトであることが大切です。
例えば、導入が長すぎてしまって活動前に子どもたちが飽きてしまったり、
導入のインパクトが強すぎて、その後の活動に興味がわかなくなってしまったり…
このようなことがないように、導入と活動のバランスをみながら考えましょう。

【手遊び】

一番オーソドックスで、何も道具を使わずにできる導入です。
手遊びによって子どもたちの興味をひきつけ、楽しい雰囲気を作ることができます。
特に年齢の低い子どもたちには効果的で、親しみやすい導入でもあります。
注目ポイント
声のトーンを上げて、笑顔で楽しそうに歌うことが大切!
次の活動につながるような歌を選ぶと、より効果的。
 ≪例1≫
*導入:手遊び「あたまかたひざポン」
    手遊び「トントントントンひげじいさん」
*活動:絵本「こぶとりじいさん」の読み聞かせ
→おじいさんが登場する絵本を読むので、同じおじいさんが登場する手遊びを選ぶことで共通点がうまれます。
 手遊びは比較的短いものが多いので、「もう一度やってみよう!」と同じ歌を繰り返すか、二種類くらい用意しておくといいと思います。

【絵本の読み聞かせ】

絵本などのお話を導入として使うと子どもたちの集中力が高まりやすいので、
製作などの説明が必要な活動にはおすすめです!
注目ポイント
・絵本は年齢に合ったものを選びましょう。
・あくまでも次の活動が主なので、あまり長すぎるものはNG!
次の活動につながるような題材を選ぶと、より効果的。
 ≪例2≫
*導入:手遊び「グーチョキパーでなにつくろう」
    絵本「ももたろう」の読み聞かせ
*活動:製作「節分の三方(豆を入れる箱)作り」
→絵本を読む前に手遊びでワンクッションはさみ、絵本の世界に集中してもらう雰囲気をつくります。
 節分製作の内容にかけて、鬼の登場する絵本「ももたろう」を選ぶことで興味を高めることがねらいです。

【おいかけっこ、マラソン】

戸外遊びの中で簡単に、さらに年齢の低い子どもたちでもできるおすすめの導入が、おいかけっこ!
戸外での活動は、子どもたちの興味が色々なことに移りやすいので、引き付けることが難しい場合が多くあります。
そんな時、「まてまて~」とおいかけっこをし始めたり、マラソンを始めたりすると、
子どもたちも「なんだか楽しそう!」と次々に加わり、気付いたら多くの子どもたちが参加しているということも。
活動前に、思いきり体を動かして発散してもらうという意図もあります。
ここにタイト
注目ポイント
・子どもたちが自分から参加したくなるように、楽しそうな雰囲気でおいかけっこやマラソンをすることが大切!
信頼関係がまだ薄いとなかなか難しいので注意。
 ≪例3≫
*導入:探検マラソン
*活動:運動遊び「平均台わたり」
→マラソンで園庭をぐるぐる走りながら、「探検してみよう!」とわざと木と木の間を通ってみたり、遊具をくぐってみたりしてみます。
 そのまま活動場所にゴールし、「じゃあもっと探検してみる?あ!あんなところに細い橋があるよ!」などと話して、平均台わたりの活動にうつっていきます。
 「探検」というキーワードで導入から活動につなげていくことがポイント。
 導入によって「もっとやりたい!」という気持ちを高めることがねらいです。

3.保育の引き出しを増やしていこう!

『導入』についてお伝えしてきましたが、どのようなものか少しつかむことができましたか?
これなら私もできそう!と感じて頂けたら嬉しいです。
導入で上手く子どもたちのワクワクを引き出せると、次の活動も盛り上がります。
この「ワクワクを引き出す」というところがポイント!
難しく考えず、『導入=活動のウォーミングアップ』と考えて取り組んでみましょう。
また、保育のネタがたくさんあると、導入の幅も広がっていきます。
簡単な手遊びなどは、学生のうちからたくさん覚えておくことが大切!
自分の強みになりますよ!
自分の保育の引き出しをどんどん増やしていきましょう。
未来の保育士さんを応援しています!

執筆者:高橋はな 保育士

積極的に情報を集めよう!