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内田淑佳(うちだよしか)の保育道《第23回》【チームワークとは②】

内田淑佳(うちだよしか)の保育道《第23回》【チームワークとは②】

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  • 保育

2017年3月27日

前回、「チームワーク」を考えるために例えば…
のシュミレーションをしました。気付いたことがあったと思います。

 

チームワークとは「目的を共有」の部分が、ちょっとズレるだけでもうまくいかなくなるのです。

 

前回の例で言うと「みんなで」の部分だけが変わってしまっただけですが、
チームワークが乱れるであろうことは、容易に想像できますね。

 

そして「それぞれの役割」の部分も重要です。
それぞれの個性がきちんと把握され、発揮されることが、よいチームワークの秘訣です。
子どもたちの遊びを見ていても気付くことがあります。

砂場で遊ぶ男の子

例えば…砂場で山を作って遊んでいる場面…
「山 でっかいの! 作ろうぜ!」自然にリーダーシップをとる子の存在があります。
なにか人を引き付けるものがあります。その子の一声で多くの子どもが動きます。
「こっちからトンネル掘るねー」発言力のある子。

 

それを聞いて走る子、道具を取りに行った、行動力のある子。
発言する子と行動する子は別だったりする。

 

こっちにも 山 つくる!」新しい提案が出来る子。
「ちょっとー、そこに作らんとって」批判できる子。
「いいやんかー」主張が出来る子。
そして、もめる(笑)。
そういう時に仲裁するのが得意な子もいる。
首を突っ込むのが好きな子もいる(笑)。

先生と子どもだち

なんだかんだと言いながら、「目的」を共通のものに擦り合わせできると、
その時間は有意義に使える。遊びも発展する。
うまくいかないとケンカしてる時間のほうが長い(笑)。たいてい 山は壊される…

 

子どもたちはこうやって「仲間」としての「自分の役割」や「したいこと」を達成する方法
、そのためにする「協力」や「がまん」「コミュニケーションの仕方」を学んでいきます。

 

(だから大人は変に助言しないでね!)練習してるんだから「うまくいかない」ケースもOK!
つまり、自分の役割と個性(得意なこと、苦手なこと)をしっかり把握することが大事です。

 

次回は「目的の共有」と「自分の役割」について、もう少しお伝えしますね。

【講師紹介】 内田 淑佳 先生
NPO法人
日本心理カウンセラー協会運営役員Human Environment Creator
一般社団法人そだち《子どもにとってより良い人的環境を作る活動をしています》
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