《そのまま使える 十五夜 のお話》保育園・幼稚園でお月見をしよう!

  1. 学びコラム

十五夜 と聞いて、何を思い浮かべますか? お月見、ススキ、お団子、ウサギ… 十五夜 には子ども達の好きなワードがいっぱいなんです。今回は、 十五夜 を知らない先生や学生さん必見!保育園や幼稚園、実習で使える 十五夜 についての知識をご紹介します。

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1.  十五夜 をわかりやすく説明します!

保育学生の皆さん、先生方、 十五夜 って聞いたことありますよね。
 十五夜 には、保育に使える楽しい話題がたくさんあるんですよ!
十五夜 をズバッとわかりやすく言いますと、
9月中旬から10月上旬頃、(旧暦の8月15日)1年で最もお月様が美しく見える日とされています。
旧暦に秋が7~9月だったので、「中秋の名月」とも言われます。

毎年日にちも変わるのでチェックしてみてくださいね!

 

~ 十五夜 に欠かせないもの3つ~
《お団子》果物や野菜のおいしくいただける、”収穫の秋”に感謝しお団子(かぼちゃや芋を供えることもある)をお供えします。
《ススキ》収穫される稲穂に似ていて、お月見の飾りに使われます。魔除けの意味もあり。
《ウサギ》「お月さまの模様がウサギに見える」、「月でお餅をついているように見える」と昔から諸説あります。

 

お月見に欠かせない、ススキやお供えのお団子、月に住んでいるウサギなど、子ども達にとってはわくわくするような話題がたくさん!
幼少期に頃にきれいな月の風景を見ることは、子どもたちの感動する豊かな心の成長につながります。
それは子ども達にとって、とても大切なことです。
また、月を見る習慣をつけて、月にはいろいろな形があることから自然への興味にもつながりますね。
日本の伝統行事に触れて、子ども達の情操教育をどんどん取り入れていきましょう!

情操教育とは…

感情や情緒などの「心」や「人間力」をはぐくむ教育のこと
感受性が豊かな幼児期に働きかけることが、大切とされています。
善悪の判断ができる道徳心、子どもの「なんで?」という好奇心、
きれいなものをきれいだと思える心、命を大切にする心、などがあります。

2. 子ども達に 十五夜 をお話しよう

《年長児》ねらいと言葉がけ

・ねらい
伝統行事を通して、きれいな月に関心を持つ
自然の恵みに感謝する気持ちを持つ
言葉がけ
『みんなは夜に、お月さまを見たことがありますか?
今の季節、秋はお月さまが一番きれいに見える季節です。
その中でもお月さまが、一番まん丸になる日を「 十五夜 」といいます。
秋は、”収穫の秋”と言って、果物や野菜がたくさんとれる時期でもあるんだよ。
みんなが住んでいる、ここ日本ではお月見をするときにお団子やススキをお供えして、神様に感謝するという習慣があります。
みんなもおうちの人と一緒にきれいなまん丸お月さまを見てみてくださいね。
お月さまではウサギさんがお餅つきをしているのが見えるかもしれませんよ!』

《年少児・年中児》ねらいと言葉がけ

・ねらい
月に関心を持ち、おうちの人と月見を楽しむ
お月見に関する絵本や制作などを楽しむ
言葉がけ
『みんなはお月さまを見たことがあるかな?
お月さまっていろいろな形をしていて、まん丸に太ったり痩せて細くなったりするんだよ。
「 十五夜 」はお月さまが1年で一番きれいでまん丸に見える日です。
お月さまの中で、ウサギさんがお餅をついているように見えるんだって!
みんなには何に見えるかな?
夜にはおうちの人とお月さまを見てみてね。』

3. 十五夜 に役立つ保育の活動例

《年長児》月の「不思議」を話そう

月にはいろいろな「不思議」がありますよね。
子どもの「?」を引き出せるように、月の観察を促すことがおすすめです。
お月さまがどこまでも付いてくるのはなぜ?
日によって形が変わって見えるのはなぜ?
えない日はどこにいるの?
その「不思議」を今ここで難しく説明する必要はありません。
この時期は、子ども達が「不思議だな」「もっと知りたいな」と思うところから始まり、
次に「自分でも見てみよう」「自分で試してみよう」と思える環境づくりが大切なんです。
月に関する絵本を読んであげたり、月の形を絵に描いて説明したり。
子どもの不思議に思う気持ちを育てて、豊かな心をはぐくんでいきましょう!

《年少・年中児》お月見団子を作ろう

お月見欠かせない、お月見団子。
コロコロ丸めるだけなので、とっても簡単にできますよ!
空き箱の上にティッシュペーパーや、紙粘土を丸めて飾りましょう。

ススキをお散歩で見つけて飾るとより一層雰囲気が出ますよ。
子ども達と楽しい保育になるよう、ぜひ参考にしてくださいね!

 

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執筆者:岡田なな 先生(保育士)

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