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保護者 への対応…元保育士の体験から伝えたいポイント~関係を築く編~

保護者対応
保育士の仕事は子ども達の保育が主としてあります。しかし、そこで忘れてはいけないのが 保護者 との関わり方。保育士と 保護者 の関係性は子どもの発達に大きく関わってくるので重要です。今回は 保護者 との関係の築き方についてお伝えします!
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1.  保護者 との関係性を築くうえで大切なこと

現在保育士の方も、これから保育士になろうとしている方にとっても必ず通る道である保護者対応
特に新年度にはクラス替えなどで、新たに関わる 保護者 も多いでしょう。
「あの子のお母さんとうまく話せるかな」
「ちょっと怖そうなお父さんだけど、ちゃんと伝えられるかな」
保育士も人間なので、人との関わりの際には不安がよぎることもありますね。
私も保育士になりたての頃は、どんなことに配慮して良いのかもよくわからず、
今思えば恥ずかしいことをしていた記憶があります…。

学生時代に保護者対応のことを多く学ぶことはなかなかありません。

では、ゼロからのスタートをどう乗り切ればよいのか。
それは 保護者 との関わりの積み重ねがとても重要になるのです。
それでは次に、 保護者 との関係を築くにあたって心掛けたいポイントをお話しします!

2.  保護者 への対応で大切なポイント

 保護者 といきなりフレンドリーに話せる人も、中にはいるかもしれません。
ですが保育という仕事の上においては、
 保護者 との関係性によって伝わり方が変わってくると言っても過言ではありません。

保護者対応において大切なポイントとは、

①笑顔ではっきりとした挨拶と正しい言葉遣いで

→これは絶対必要です!第一印象はとても大切。
だからこそ、気持ちの良い挨拶をしてくれる保育士を見ると 保護者 の方も安心に感じてくれるでしょう。
なかには 保護者 も仕事で疲れて、こちらが挨拶をしてもそっけない対応の時もあるかもしれません。
でも、めげずに挨拶し続けていきましょう!気持ちは必ず伝わります
もう一つ大切なことが言葉遣いです。
慣れてくると話し方もフランクになってしまうこともあるかもしれません。
ですが、そこはしっかりとけじめをつけましょう。
親しき中にも礼儀あり、とは言いますが 保護者 は友だちではありません。
正しい言葉遣いで伝えることは、自分にとっても社会人としてプラスになると思います。

②お迎えの際の伝達には一言でも子どもの様子を具体的に

→引き渡しの際、「今日も元気に過ごしていました」と伝えるのはもちろんのこと。
そこにプラスして「今日○○ちゃん、こんなことができましたよ」
などの一言を添えることで話しが広がることもあるからです。
他愛のないちょっとしたコミュニケーションが関係性を良くしてくれます。
時間外保育などで、他クラスの子どもの引き渡しをすることもあるかもしれません。
そんな時は「遅番では○○して遊んで楽しんでいました」
「明日は○○の活動があるので楽しみにしていてくださいね」
など、日中以外の様子を伝えることも良いと思います。
「担任の先生じゃないけど、見てくれている」と 保護者 も嬉しい気持ちになります。
そのためにも、担任との引き継ぎはしっかりと行いましょう。

③謝罪をするときは誠意を持って

→時に、噛みつきや怪我などが起こってしまうこともあります。
そのことを 保護者 に伝えるのは気持ちが重くなるもの。
何年保育士をしていても平気なものではありません。
起こってしまったことをきちんと話し、 保護者 の目をしっかり見て謝罪しましょう。
しっかりと伝えることで後々のトラブルやクレームにもつながりにくくなります。
また、大前提として通院を伴う怪我の際は、起こった後に電話連絡をして伝えることも必要です。
以上の3つを具体的に挙げてみました。
続けていくことで自分の身に付いていき、感覚がわかると思います。
是非、試してみてくださいね。

3. 園内研修で 保護者 への対応について話し合おう

毎日保護者対応をしていると、受ける質問の内容も様々。
必ずしも同じようなケースではないのです。
どんな時にも堂々とお応えできるよう、事前にシミュレーションをすることが後々の対応に繋がっていくと言えますね。
園内研修で「保護者対応」について職員間で話し合うことはとても大切です。

話し合いだけでなく、いくつかの事例を挙げて対応のシミュレーションもしてみましょう。

そうすることで園の決まり事も再確認できますし、いざという時のスムーズな対応にも役立つかもしれません。
たくさんの 保護者 に対応するということは、その分対応の仕方も様々です。
同じことを伝えても、相手によって受け取り方は異なるでしょう。
「これを言えば正解」というものはありません。
ですが、対応の引き出しがいくつかあることで自信にも繋がっていきます。
臆せず、積極的に 保護者 と関わりを持つことをおすすめします!!
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執筆者:くに 先生(保育教諭2)

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