2024.11.25
実は高収入!?保育士のリアルなお給料事情を徹底解説
90View
こんにちは、皆さん!子どもが大好きで、人の役に立つ仕事がしたいと考えている方、多いのではないでしょうか?
その中でも「保育士」はとても魅力的なお仕事ですよね。しかし、一方で「保育士って給料が安いんでしょ?」というイメージを持っていませんか?
実は、保育士は条件次第で高収入を得られる職業なんです。
今回は、保育士のお給料事情を徹底的に解説し、意外と高収入を目指せるポイントをお伝えします!これを読めば、あなたの未来の選択肢が広がるかもしれませんよ♪
保育士の平均年収ってどのくらい?
まずは気になる保育士の平均年収についてご紹介します。厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によれば、保育士の平均年収は約391万円となっています。
これは、月給約26.6万円に年間賞与約69万円を加えた金額です。
一方、日本全体の平均年収は約496万円(全職種平均)と言われており、比較すると保育士の年収はやや低めかもしれません。しかし、これはあくまで平均値。実際には、働く地域や施設の種類、役職、資格、経験年数などによって大きく差が出るのです。
年代別・経験年数別に見るお給料の推移
年代別のお給料事情
保育士のお給料は、年齢とともに徐々に上がっていく傾向があります。
•20代前半(20~24歳):平均月収23万円、年収約323万円
•20代後半(25~29歳):平均月収24.8万円、年収約366万円
•30代前半(30~34歳):平均月収25.8万円、年収約377万円
•30代後半(35~39歳):平均月収27万円、年収約401万円
•40代前半(40~44歳):平均月収29.8万円、年収約443万円
このように、経験を積むことで着実にお給料が上がっていることが分かります。
経験年数別のお給料事情
次に、経験年数による違いを見てみましょう。
•経験1年未満:平均月収21.8万円、年収約266万円
•経験1~4年:平均月収23.7万円、年収約345万円
•経験5~9年:平均月収25.4万円、年収約371万円
•経験10~14年:平均月収26.4万円、年収約390万円
•経験15年以上:平均月収30.4万円、年収約463万円
経験を積むことで、年収が約200万円もアップするケースもあります。保育士は経験が評価される職業なのです。
地域によってこんなに違う!給料が高い都道府県ランキング
保育士のお給料は、働く地域によっても大きく異なります。以下は平均年収の高い都道府県トップ5です。
1.東京都:平均年収約450.8万円
2.京都府:平均年収約452.8万円
3.広島県:平均年収約452.7万円
4.和歌山県:平均年収約449.8万円
5.大阪府:平均年収約427.9万円
東京都はもちろん、大都市圏が上位にランクインしています。都市部では生活費が高い分、給料水準も高くなっています。
一方、地方では平均年収が300万円台の地域もあり、地域差がかなりあることが分かります。
そのため、給料アップを目指すなら、都市部での就職・転職を検討してみるのも一つの手です。
施設の種類で変わる!?公立・私立・企業内保育所の違い
保育士が働ける施設はさまざまです。主な施設とその平均年収を見てみましょう。
公立保育所
公立保育所は地方自治体が運営しており、公務員として働きます。安定した給料と手厚い福利厚生が魅力です。
•平均月収:30.3万円
•平均年収:約363万円
私立保育所
社会福祉法人や学校法人などが運営しています。園によって待遇が異なりますが、独自の教育方針や特色を持つ園も多く、やりがいを感じられる職場です。
•平均月収:30.1万円
•平均年収:約362万円
企業内保育所
企業が社員のために設置する保育所です。大手企業の場合、企業の給与体系に沿って給料が支払われるため、一般的な保育所よりも高待遇が期待できます。
認定こども園
保育所と幼稚園の機能を併せ持つ施設です。幼稚園教諭免許も取得しておくと、活躍の幅が広がります。
•公立:平均年収約344万円
•私立:平均年収約335万円
施設の種類によって、給料や待遇、働き方が異なるため、自分に合った職場を選ぶことが大切です。
キャリアアップでお給料アップ!役職別の年収事情
保育士として長く働くと、キャリアアップのチャンスが訪れます。役職に就くことで、給料が大幅にアップすることも!
役職別の平均年収
•施設長(園長):平均年収約632万円
•主任保育士:平均年収約561万円
•保育士(一般職):平均年収約391万円
•保育補助者(資格なし):平均年収約178万円
施設長や主任保育士になると、年収が600万円を超えることもあります。
役職に就くためには、経験年数やリーダーシップ、専門的な知識が求められます。
キャリアアップ研修制度
平成29年度から、保育士のキャリアアップをサポートする「キャリアアップ研修制度」が導入されました。この研修を受けることで、新たな役職に就くチャンスが広がり、月額5,000円~4万円の手当が上乗せされます。
資格やスキルで差をつける!手当がもらえる資格とは?
保育士資格以外にも、取得しておくと給料アップにつながる資格があります。
手当が期待できる資格一覧
•幼稚園教諭免許:認定こども園や幼稚園での活躍が期待できる
•リトミック指導員:音楽教育に特化
•英語検定・TOEIC:英語保育やインターナショナルスクールで活躍
•食育インストラクター:子どもの食育に関する専門知識
•保育心理士:子どもの心理に関する専門知識
•ベビーシッター資格:個別保育のスキルアップ
これらの資格を取得することで、専門性が高まり、園からの評価もアップします。また、資格手当が支給される場合もあるので、積極的にチャレンジしてみましょう。
保育士の処遇改善で給料はどうなる?
近年、国は保育士の待遇改善に力を入れています。「保育士等処遇改善臨時特例事業」により、2022年2月から保育士の給料が月額9,000円アップしました。また、キャリアアップ研修制度の導入により、役職手当の支給が進められています。
さらに、自治体独自の取り組みとして、家賃補助や奨学金返済支援などを行っている地域もあります。これにより、保育士の年収は今後も上昇することが期待されています。
保育士が年収1,000万円を目指す方法ってあるの?
保育士として年収1,000万円を目指すのは簡単ではありませんが、不可能ではありません。
年収1,000万円を目指す方法
•園長や経営者になる:自分で保育園を立ち上げたり、企業の保育部門のトップになる
•フリーランス保育士:ベビーシッターとして高時給で働く、保育コンサルタントとして活動
•海外で働く:日本人向けの保育園やインターナショナルスクールで高収入を得る
高い専門性やビジネススキルが求められますが、挑戦する価値はあるでしょう。
給料アップのための転職術
給料アップを目指すなら、転職も一つの手段です。
転職でチェックすべきポイント
•手当や福利厚生が充実しているか
•昇給や昇進のチャンスがあるか
•地域の処遇改善制度が適用されるか
•企業内保育所や大手法人が運営しているか
求人情報を見る際には、これらのポイントをしっかり確認しましょう。また、転職サイトやエージェントを活用すると、自分に合った職場を見つけやすくなります。
まとめ:保育士は夢と高収入を両立できるお仕事!
いかがでしたか?保育士は「低賃金」というイメージが強いかもしれませんが、実は条件次第で高収入を得られる可能性がある職業です。
子どもたちの笑顔に囲まれながら、自分自身も成長できる。そして、頑張り次第でお給料もアップする。そんな魅力的な保育士というお仕事を、ぜひ将来の選択肢に加えてみてくださいね。
あなたの情熱と努力が、子どもたちの未来を明るく照らすことでしょう。そして、その価値を正当に評価してくれる職場も必ず見つかります。
保育士として輝く未来を、一緒に目指してみませんか?